自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

キューバ・ハバナに訪れて考えたこと


キューバは、これまで訪れた国の中でもとりわけユニークな国であった

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キューバ・ハバナの海辺の夜明け。(c)Junpei Tanaka


 

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キューバ・ハバナの市立博物館(旧総督官邸)を訪れる女性(c)Junpei Tanaka

 

タクシーの運転手のおじさん曰く、

 

この国は教育が無償で、病院も無償、税金もない、食料の配給もあるとのこと。

 

それだけ聞くと、実は理想的な国家であり、そんな国があるなんて知らなかった。

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キューバ・ハバナ、壁に描かれたチェ・ゲバラ。(c)Junpei Tanaka

実際に訪れてみると、経済的な発展はしていない。

 

けれども、経済発展が進めば、

幸福になるという考え方は20世紀の考え方でもある。

 

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キューバ・ハバナの通りに駐車してある車。(c)Junpei Tanaka

 

物質的に豊かになっても、心が満たされなければ満足のいく生活、人生を

過ごすことができない。

 

旅行者からみると、キューバの人々はたくましく生きているようにみえてくる。

 

チェ・ゲバラやフィデル・カストロの思想が影響しているのか、それはわからない。

 

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キューバ・ハバナの大通りを歩く人々。(c)Junpei Tanaka

けれども、日本とりわけ東京に住んでいると、経済的な繁栄すれば

いいというわけではないなということが、この国を訪れて気付かされた。

 

 

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キューバ・ハバナのお店の店員と少年。(c)Junpei Tanaka

 

僕たちは、そろそろこの資本主義社会から脱却へ向けて、少しづつ動き出している気がする。

 

そんなことをキューバに行った時に、考えた方でもある。

 

 

 

行きたかったキューバ・ハバナの革命広場!

ずっと前からいつか行きたいと思っていた革命広場へ!

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キューバ・ハバナの革命広場前(c)Junpei Tanaka

 

キューバ2日目の朝。日本の夏の暑さのように、湿度もあり暑さも同じような暑さ。

なるべく日中は暑さを避けたいものでもあり、そしてキューバに来た当初の目的でもある革命広場へと、周遊バスで向かうことにした。 

 

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キューバ・ハバナのセントラル公園(c)Junpei Tanaka

 

観光周遊バスに乗るために、ホテルからこのアルマス広場のセントラル公園へと向かう。キューバの街中を歩いている車の中でも、手入れが行き届きているクラシックカーは、観光用タクシーであったりする。

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キューバ・ハバナに到着

キューバ・ハバナに到着

 

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キューバ・ハバナの通り(c)Junpei Tanaka

 

キューバのハバナ空港へ到着すると、湿気があり暑かった。

中南米に到着したなと実感。

 

物価が安いから、日本円で2万円で足りるだろうと思い、

空港の両替所で、日本円から現地の通貨に両替した。

 

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東京からメキシコシティへ、メキシコのイメージに近い街で宿泊

 東京・成田国際空港からメキシコ・メキシコシティ国際空港へ

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メキシコシティ国際空港の出口 (c)Junpei Tanaka

成田空港からメキシコのメキシコシティまで、ANAの直行便で約13時間。

今回は、妻の友人の結婚式のためにメキシコに訪れたのが目的。

 

そのため、1歳児の子供を連れての家族 3人での旅行となった。

それにしても1歳児の子供を飛行機に乗せるとなると、

子供を連れて旅行をあまりしなくなることに納得。

 

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メキシコシティー国際空港出口 (c)Junpei Tanaka
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希望の国へのエクソダス

久日ぶりにメキシコから日本に戻ってきて、日本を眺めてみると、確かにゴミもなくきれいである。とりわけ空港から電車に乗った時、ちょうど平日の朝で通勤ラッシュでもあり、どんどん人が乗っていく姿を見ていると、なんだかとても不気味に思えてきた。

 

とりわけ電車の中が、とても静かであり、人がまるでロボットのように、感情もなく電車に乗っているように思えてきた。

 

毎日同じ時間帯の電車に乗り、そして会社に行き、そして家に戻って寝る。電車も概ね時間通りに到着する。社会を動かす分には申し分ない。

 

しっかりと会社で働き、世の中のために働くわけである。そこに何も悪いことはない、けれども一人一人の感情、思いの部分が無視されているように思える。

 

人がまるで機械のようで、感情もなく、ただ働くロボットのような印象を受けた。

その時、家族で帰っており、子供がちょうどグズリ車内で泣き出していた。

 

そのことに誰も何もいうわけでもなく、内心で「うるさいな」と思っているのだろうと思うと、一刻も早く電車をでたい気持ちになった。

 

「この国には何でもある。ただ、『希望』だけがない

 

 

 

これは、村上龍氏の小説「希望の国のエクソダス」のフレーズであるが、そのことをふと思い出した。

 

切実にどうにかこの国を脱出して、別の国で暮らしたいと思った。

 

旅することで、何かが変わった

旅をすると人は成長するという、それは真実だと思う。

旅することで、新たな経験、見識、そこでしか会わない人、食べ物、場所がある。

 

それらに触れることができるのは、旅の良いところ。

そして、日常生活から脱却することにもなり、

普段考えている日常の習慣から離れられ、

自分のことをより客観的に考えれられる時間でもある。

 

現在、旅した時の写真をパソコンでデータを移しており、これがまた結構時間がかかる。写真を撮って良かったことは、旅を終えても再び旅した時を思い出すことができる。

 

これからももっともっと旅をしたい。

できればこれまでに行ったことがない場所、日本とは全くもって異なる文化、宗教、生活スタイル。

 

そこで目にして、何かを感じたい、考えたい。

 

旅をして思うことは、人はどんな環境でもいきてける。

そして物質が豊かになれば、幸せになれるわけではない。

 

今の日本に必要なことは、経済的な成長ではなく、

一人一人がどんな風に生きていきたいか、

そして何をしたいかをもう一度見つめ直す必要があるんだろうと、

そんなことを今回の旅で気付けたこと。

 

別にこの国では、飢えることもない。

自分の中の恐れとなるものを、見つめてみて、その恐れを感じることに、

ちっとばかりの勇気を持って行動していけばいい。

 

誰だって人生は迷うもの、

そして皆この地球上の多くの人が同じような悩みを抱いている。

そんなことを旅することで考えることができた。

 

これから日本はテクノジーにより、より快適に暮らしていける、

そうなると物により心が豊かにならない、そうではなく心を豊かにする

方向に進んでいくのが、21世紀の日本の進むべき方向のような

気がする。

 

 

 

 

人は誰しもがアーティスト

人は誰しもがアーティストであり、自分のうちなる衝動、表現欲を外に

出していくことをしているかどうかである。

 

アーティストというと、偉大な作品、人から賞賛を受けるような作品を

作らなければならないとつい思ってしまう。

 

そうではなく、自然と絵を描きたいという思い、何か作りたいという思い、

創作欲を持ち、何かやってみたらいい。

 

子供を見ていると、子供は皆アーティスト。

 

自分の好きなように、やりたいように色鉛筆やクレヨンで

紙に描く、そして描き終わってしまえば、別のことに興味を持ち、

他のことをやる。

 

自分が描いた絵を、じっくりと見て、もっと色使いが、構図がなんて

考えたりしない。

 

ただただ、自分の欲求のままに描く。それこそが理想のアーティスト。

 

すなわち、誰しもがアーティスト。

自分には才能がない、能力がない、向いていないというのは、

自分に間違った意味づけをしているだけである。

 

ついにキューバへ旅することに

念願のキューバ

 

高校生の頃、古着屋で見つけたベレー帽をかぶった人物の缶バッチを見てこの人誰なんだろうと気になった。

大学生になり、その人の小説を読み革命家である事を知った。

 

 

それからと言うものその人の本映画を見て、なぜか私もこの人のようになりたいと思った時期があり、実際に独立戦争起こしたキューバへ無性に行きたくなった。

 

 

 

一体旅費は、どれぐらいかかるんだろうと調べたところトンデモなく高く、学生の頃の自分にはとてもお金が出せないと思い断念したことを覚えている。

それから会社員になり、またふとした瞬間にキューバに行きたくなった。けれどもその時見もやはり値段と時間の関係から行くことを諦めていた。

 

 

 

いつかは行ってみたいと思っていたキューバ。そのキューバへついに今週に行くことになった。

 

 

はっきりってまだ実感は無い。本当に自分はキューバいくのだろうか、キューバ何をしていいかもわからないために地球の歩き方を買ったけど、でもちらっと見ただけで、具体的にどうしようとはまだ決めていない。

 

 

はじめての国でもあり、日本人があまり行かないキューバ。そのため情報も他の国に比べると乏しい。

 

そして今回の旅は自分1人の旅ではなく私の妻と一歳の息子の3人の旅行でもありそれまたどうなるんだろうかと言う気持ちもある。

 

 

とにもかくにもやりたいことリストの中の1つキューバへと行くという目的が達成できるのは嬉しい。

フリーランス2年目になり思うこと

フリーランスになり2年目となった

 

最近モチベーションが低下しており、何故だろうかと

思っていたら、いつの間にかフリーランスの写真家となり、

2年目になったからだと気づき、納得した。

 

社会人でもそうだが、1年目は初めてでもあり、やる気に

満ちていたりする。それが2年目になると、一周してしまうので、

どうしてもやる気が低下してしまう。

 

まさにそれだと思う。そして会社員の頃には、フリーランスや

起業家っていいなと思っていたけれども、最近はむしろ

会社員いいなと思っている自分がいる。

 

以前起業していた人が、会社員に戻る人がいて、

会社員の方が安定しているし、自分で仕事を探す必要もないから

いいと言っていたのを思い出す。

 

その頃、私は会社員であり、一刻も早くこの会社員から

抜け出したいと思っていたので、その言っていたことが不思議でもあり、

全く納得していなかった。

 

けれども、フリーランスとなり、会社員の良さが

今ではよくわかる。

 

仕事は安定しており、よっぽどのことをしない限り、

毎月定期的に収入が得られる。

 

そして、休みの人休みでない人のオン・オフがしっかりとしている。

 

 

年金、税金関係も他部署の人がやってくれて、

ただ自分の仕事だけにフォーカスすればいい状態。

 

この辺りが会社員の良さでもあり、

フリーランスになると全て自分でやる必要がある。

 

会社員に戻ろうか。

最近、そんなことを考えている。

 

 

お酒を全く飲もうとしなくなった理由

自分から飲むことがなくなった

 

毎日のように飲んでいたアルコールを今では全く飲もうとも思わなくなった。

実に不思議だ。以前はお酒を飲むことが楽しみでもあり、どこかで外食することが楽しみでもあった。

 

この前訪れたフランスでも、自分から積極的にワインを飲むこともなく、

友達と集まり飲む場合に、ワインを頼むぐらいだった。

 

以前の私を知っている友達は、「どうしたの、全然飲まなくなったね」と驚いていた。

 

なぜお酒を飲まなくなったのか、それは「アルコール」は体に「毒」であるという、

認識に変わったのが大きいのだと思う。

 

基本的にアルコールは、身体に有害である。

以前フランスで流行ったアブサン、このアブサンにはメタノールが含まれており、

このアブサンで失明したり、病気になった人が多数現れた。

 

これがいずれ21世紀の後半にもなると、同じようなことが言われて、

昔は人は有害なアルコールを好んで飲んでいた時代が言われるのではないかと

思ってしまう。

 

その頃には、アルコールは禁止になっているのではないかと思う。

 

兎にも角にも、アルコールは身体に良くないと、内部認識の変化で飲まなくなった。

 

タバコをやめられない人、タバコを吸わない人の違いは、タバコに対する認識の違いだと思う。

 

タバコ=有害なのか、タバコ=リラックスできる、落ち着く。

 

この内部認識がどのようなものかで、行動が全く違ったりする。

これは様々な分野で活用できそうだ。