キューバ・ハバナに訪れて考えたこと
キューバは、これまで訪れた国の中でもとりわけユニークな国であった
タクシーの運転手のおじさん曰く、
この国は教育が無償で、病院も無償、税金もない、食料の配給もあるとのこと。
それだけ聞くと、実は理想的な国家であり、そんな国があるなんて知らなかった。
実際に訪れてみると、経済的な発展はしていない。
けれども、経済発展が進めば、
幸福になるという考え方は20世紀の考え方でもある。
物質的に豊かになっても、心が満たされなければ満足のいく生活、人生を
過ごすことができない。
旅行者からみると、キューバの人々はたくましく生きているようにみえてくる。
チェ・ゲバラやフィデル・カストロの思想が影響しているのか、それはわからない。
けれども、日本とりわけ東京に住んでいると、経済的な繁栄すれば
いいというわけではないなということが、この国を訪れて気付かされた。
僕たちは、そろそろこの資本主義社会から脱却へ向けて、少しづつ動き出している気がする。
そんなことをキューバに行った時に、考えた方でもある。