行きたかったキューバ・ハバナの革命広場!
ずっと前からいつか行きたいと思っていた革命広場へ!
キューバ2日目の朝。日本の夏の暑さのように、湿度もあり暑さも同じような暑さ。
なるべく日中は暑さを避けたいものでもあり、そしてキューバに来た当初の目的でもある革命広場へと、周遊バスで向かうことにした。
観光周遊バスに乗るために、ホテルからこのアルマス広場のセントラル公園へと向かう。キューバの街中を歩いている車の中でも、手入れが行き届きているクラシックカーは、観光用タクシーであったりする。
キューバの中では、タクシーとダンサーが収入の多い職業だそうだ。
そして、私は初めての国に訪れるとよくやることが、まずは周遊バスでなんとなく街の様子を知ることにしている。もちろん旅行したぐらいで、その国を知ることなんてできない。本当に薄っぺらい表面しか知ることはできない。
けれども、ピンポイントに美術館やモニュメントを訪れるより、街をぐるっと見た方が、少しはその国のことを知れる。
ということで、ハバナ市内を一周した後に、ついに念願の革命広場へと訪れた。
訪れてみると広い広場に、内務省のチェ・ゲバラ像やホセ・マルティ記念博物館ぐらいで、後はただ広いスペースがあるだけである。
バスから見ても景色は変わらない。けれども実際に自分の足でこの広場を歩きたかったのだ。昔から憧れていたチェ・ゲバラと同じ景色、そして歩いたであろうその場所に自分も歩けたということ。それだけでも満足。はるばる遠い日本から訪れて良かった。
旅というのは、疲労することでもあり、がっかりすることでもあったりする、けれどもそこに訪れないと、自分自身が納得しない。グーグルマップで見ただけでは、決っして満足することがない。
この後の人生、どんなことがあろうとも、とりあえずキューバのこの地に行けたから
悔いはない。なぜかそんなことを思えた革命広場であった。