東京からメキシコシティへ、メキシコのイメージに近い街で宿泊
東京・成田国際空港からメキシコ・メキシコシティ国際空港へ
成田空港からメキシコのメキシコシティまで、ANAの直行便で約13時間。
今回は、妻の友人の結婚式のためにメキシコに訪れたのが目的。
そのため、1歳児の子供を連れての家族 3人での旅行となった。
それにしても1歳児の子供を飛行機に乗せるとなると、
子供を連れて旅行をあまりしなくなることに納得。
なんとか空港に到着すると、早速頭が痛くなりだした。
このメキシコシティは標高約2200メートルの位置でもあり、
富士山5合目の高さに準ずるようだ。時差ボケも加味してなのか、
基本的に体もだるく、軽い高山病になる。
今回の旅のプランは、まずメキシコからキューバへと飛行機で行き、
その後再びメキシコに戻りメキシコを旅するというプラン。
メキシコの空港近くのホテルで宿泊し、翌日キューバのハバナへと
向かう計画であった。そのため、空港から徒歩で行けるホテルを予約していた。
それにしても、メキシコの空港内を歩いていると、多くの人がいわゆる
インディオ系の顔立ちをしている。そこにはアジア人もいない、
いわゆる白人、黒人もいない。これまでに見たことのない人口構成で
あった。
そうそう旅の醍醐味は、この異文化間を体験すること。
空港から徒歩10分ほでホテルの距離だったのでスーツケースを持って移動。
街を歩いていると、どことなく少し寂れたような、治安があまり良くなさそうな
雰囲気が漂う。
メキシコのイメージは治安があまり良くないイメージだったので、
やっぱりメキシコのイメージ通りだなと妙に納得。
(後日友人に聞くと、空港近辺は貧しい人が多い地域で、治安は良くないらしい)
どうにか重いスーツケースを持って、宿泊先の宿に到着。いわゆるホテルではなく、ホステルに近い宿泊地。
宿はオリジナルな感じがして、手作り感があり、悪くない。何よりも長時間の移動後にゆっくりできる宿に到着したことによる安心感。
荷物を降ろし、早速メキシコの近所を散歩しようと、カメラを持って外へ出ようとすると、ソファーに座った奇術師のようなおばあさんに呼び止められた。
あまり英語ができないようで、スペイン語混じりで何やら、近くにあった紙に
地図のようなものを手書きで書き出した。
要約すると「この通りとこの通りは歩いてもいいが、それ以外の通りは危ないから行かないほうがいい」とわざわざ説明してくれた。
これまで旅先で、危険だから行かないほうがいいなんて言われたことがなかったので、
これがメキシコなのかと驚いた。
その道は、たまたま空港からホテルまでの道でもあり、忠告に従いその道をカメラ
片手に歩くことにした。
確かにどのお店も、鉄格子があり、言われてみるとなかなかやばそうな気がしてきた。
写真を撮るのも少し、大丈夫だろうかとも思った。とりあえず、水が必要だったので、
水が売っているお店で水を購入し、そこでもお店の人にジェスチャーを交えながら、
カメラは取られるから隠したほうがいいと忠告された。
これは結構危ないかもしれないと思い、宿泊地へと戻る。
その後、突然の雨、そしてミゾレが降ってきた。
これがメキシコ初日かと、なかなかこの国はやばそうだなんて思えてきた。
夕食を宿泊地で取ることに。これがメキシコ料理なんだなと、なんだか感慨深く食べる。味はそこそこの美味しさ。悪くない。
この宿泊地は、熱心なクリスチャンなのか宗教関係のグッズが置かれていた。
時差もあり、深夜に目覚めたりもしながら、就寝。
メキシコ初日
標高が高く、なかなか身体が慣れることはなかった。インディオ系が大多数であり、
この人口構成がメキシコという国なのだと実感。