青い空・青い海・そして白い街並み:サントリーニ島を訪れた
日本人の美的感覚にマッチする島サントリーニ島
4泊滞在したアテネから、飛行機で約1時間の場所に位置するサントリー二島へと訪れた。この島は1度は私の中で行ってみたい場所リストの1つでもあり、以前白と青の二色で構成された美しい街並みを1度写真で見た時に、ここに行きたい!と思っており、やっと実現できた。
サントリーニ島の空港へと到着し、いざ街へと向かうバスを待てども来ない、時刻表上ではバス到着までに約30分以上。目の前にはタクシーがあり、所要時間は10分もかからない距離。しかし、値段を聞くと20ユーロ、実に馬鹿げている。完全に観光客をカモにしている。多くの観光客はタクシーかバスか値段と時間とを天秤にかけて、リッチな観光客はタクシーを使っていたが、当然私は待つことにした。
待つこと40分、やっとバスが到着し、ホテルがある島の中心しフィラへと向かった。
もちろん最初のイメージは、このバスのせいでバッドなイメージとなった。
街の家は、概ね白色の統一されており、この統一感が美しいと思わせてくれる。
そして、アテネにもちょくちょ見たが、この花がまた、白と青色のサントリーニ島とマッチしており、良い、実に良い。
サントリーニ島の中心地はフィラと呼ばれる場所で、島の中心、島のへそに位置している。そもそもこの島の形状は、三ヶ月状の形をしており、その中心に位置している。
ホテルに荷物を降ろして、まだ夕日が見える時間なので、海が見える景色の良いところへと向かった。
そうこれなのである、本当に街の景色が美しく、また夕日とフィラの街が実に合う。
本当に美しく、あー来て良かったなと思った。
サントリーニ島のイメージはこの街並みに注目しがちだが、街から見る海の眺めも素晴らしく良いのだ。このサントリーニ島の西側にある街は、どれも標高が高い位置に街があり、結構な高さから海を見ることができるのである。海には、サントリーニ島の街の景色を見るために訪れたフェリーもある。
早速、サントリーニ島の地ビールと呼ばれるものを、頼んで夕日を見ながら、飲む。
太陽が時間とともに、沈んでいき、夕日が沈む前は周りがオレンジ色に包まれて、実に神秘的な時間となる。
そもそもこのサントリーニ島というのは、私が好きな古代都市と関係しており、以前はアトランティス大陸のあった場所ではないかと言われている島でもある。
一夜にして火山によって、島の西側が沈没してしまい、島にあった高度な文明がなくなってしまった、そして島の形は三日月状となったと言われている。
サントリーニ島は、ギリシャの数ある島の中でも有名な場所であり、多くの観光客で賑わっている。夜になるとこんな感じで、みなが思い思いに過ごしている。
よく聞くのがギリシャは夏に来た方が良いと言うが、私も行って見て分かったが、その理由の1つとして、ものすごくバカンスを満喫しているぜという感じがするのである。本当に。うまくは言えないが、体感的に感じるもので、ギリシャマジックなのだろうか。
サントリーニ島の初日は、空港のバスのせいでイメージは悪かったが、フィラの夕暮れの街並みを見てしまうと、そんなことはどうでも良くなってしまった。実に美しい街であった。