ミコノス島滞在:世界遺産のデロス島&村上春樹氏が滞在した家
ギリシャのバカンスの島として有名なミコノス島
ミコノス島は、確かに観光地向けの島と言える。
ビーチも綺麗であり、レストラン、そして白色で染められた街並みからも納得出来る。
しかし、サントリーニ島から渡ってきた自分はというと、いまいちこの島にしっくりこない。もっというと、ミコノス島はこんなものかというガッカリ感すらあった。
ミコノス島に着いた初日の夜のミコノスタウン。
ミコノスタウンを歩くと、どこも観光地向けのレストラン、お土産、服屋が所狭しと並んでいる。また、それに連なり多くの観光客が、ぞろぞろと通りを歩いていた。
観光地のミコノスタウンをぐるっと回って、その日はすぐにホテルへと戻った、それしても今日はいまいち、感動することがなかった。サントリーニ島が良すぎたせいだろうか。
翌朝、ホテル近くのビーチへと徒歩で向かった。
ビーチは確かに綺麗であり、サントリーニ島のビーチに比べて波もなく穏やかであり、そして砂浜でもあった。
泳いだり、日光浴をした後、再びミコノスタウンへとバスで向かった。
昼食には、ギリシャ料理のギロピタを食べた。このギロピタは美味しかった、そしてなによりも値段が良心的で、前日のビーチのレストランに比べると格段に安かった。この島でもB級グルメがあることで、少しほっとした(昨日のレストランは本当に高かったので)
値段が3ユーロ。日本でいう吉野家の牛丼のような感覚で食べるのか、安くて美味しい。
これらも4ユーロと3ユーロで購入できる。物価の高いミコノス島でも生きていけることが判明。
地球の歩き方のギリシャ編の表紙の場所であり、色合いが綺麗。夜よりも青空の方が、より色彩豊かでいい。
まだにが沈むまで時間があり、これといってミコノスとではやることもなかったので、ミコノス島から船で30分ほどで行けるユネスコ世界遺産の島へと向かった。
これが船から見たミコノス島
ミコノス島から船で行ける、デロス島。
この島は、古代ギリシャ時代に聖地とされた島であり、以前は都市としても栄えていた。しかし、戦争によってから住民がいなくなり、残された都市が風化されて残っていた。なんとなく雰囲気はイタリアのポンペイに似た雰囲気であり、時が止まったまま、現代に残っている島。
船で来る人しか、観光客は居らず、とても静かな島。そして、至る所に以前住居などで使用されていた石材がごろごろとあった。
このライオンの像が、この島のシンボル。
ここは以前池となっており、この池がギリシャ神話でも出て行く聖なる池らしい。以前マラリアが大量に発生した為、今では埋め立てられてしまった。
少し登った丘からの景色は、夕日と相まって綺麗だった。
島の街の範囲は、結構な広さであったが、船で戻る時間になり、十分に回ることができなかった(船を逃してしまうと、翌日まで野宿になってしまう・・)
船でミコノス島へ戻る時に、夕日を見ることができた。船は波が荒れており、ジェットコースターのようであったので、柱にしがみついて撮影。
ミコノス島へと到着
島に到着し、次に向かったのが、村上春樹氏がミコノス島に滞在中に住んでいたと言われている家へと向かった(ネットの上により真偽は不明)
ギリシャから戻って、春樹氏がギリシャ滞在時のことを基にした、遠い太鼓を読み、そこで住んでいた時は、部屋からの景色は良く、海を見ることもできたと書いてあったので、おそらくここだと思われる。
ここで小説を書きながら、住んでいたのかーと少し感慨深くなる。
そして、また夜ご飯にギロピタを食べ(再び)
ミコノス島2日目を終えたのであった。