パリの春のイベント・マニフェストの時期がやってきた
3月はマニフェストの時期
学校で習ったフランス革命。この革命は、民衆の力で王政を終わらせ、王政から
民衆による国政へと転換したことにより、世界史上でも大きな事件ともなりました。
そして、現代、この流れは今でも続いており、フランス、とりわけパリでは
多数マニフェストが行われています。
このマニフェストも時期があり、寒くて暗い冬の時期はあまり活発には
行われず、だんだんと暖かくなり、日照時間も長くなってきた3月に毎週のように
今回は、たまたまリパブリックあたりを歩いている時に、大きいマニフェストが
行われていたので、突撃突入しました。
このマニフェストは、フランスの国有鉄道が主に主催となって、マニフェストを
行っていました。ですので、駅員の格好をした人や、鉄道会社に従事している人が多数参加しています。
毎年、労働の是正を訴えているようですが、フランス人の友人によれば、一度も是正されたことがないようらしいです。
それにして、日本のデモと異なり、激しい。発煙筒を使ったり、ばーんと大きな音を
だすものを使うなど、賑やかで、かつバイオレンスな感じもします。
多数の参加者おり、片手にビール瓶を持ちながら談笑するなど、多くの人たちは
平和的ではありますが、一部の人は、この勢いから銀行や保険会社の窓を割っていたりと、結構暴力的です。
日本でも現在、安倍政権に対してデモを行っているようですが、
人々の力で政治は変えられるんだという信念を持って、行動して欲しいなと思います。
民衆の力で、世の中は変えられるんだという、意識をフランス人はやはり持っているのだなと、マニフェストを実際に体験したことで、なんだか実感しました。