トルコは親日なのだろうか?
よく聞きます。トルコは一番親日な国だと。
実際どうなのでしょうか?
イスタンブールに旅行をして、実際に感じて、思ったことを述べたいと思います。
私は旧市街に一週間滞在していました、そのため、観光地が近く、
観光地向けのレストランが多かったです。そして、そこの客引きが良く日本語で
どうレストラン的な感じで呼びかけてきます。
コンニチハ、コンバンハ。的な感じで、確かに他の国以上に日本語が聞こえて来る。
人によってはこの現象から、トルコとは親日だと言っているかもしれません。
ただ、だからと言ってこれで親日とは言えない。
まずは、言語的なことから、トルコ語と日本語は言語的に近いようで、
トルコ人にとっては簡単な日本語は、簡単に覚えられるようです。
そして、もう一つの疑いは、日本人は押しに弱く、観光レストランのカモに
なりやすいのではと思います。従って、日本語が話せれば話せるほど、客が来るので、
ますます勉強するのが理由で、旧市街に日本語が話せるトルコ人が多いのだと思います。
面白いことに、観光地ではないローカルな場所へ行くと、旧市街にいるトルコ人
と結構異なり、うまくいえないのですが日本人ぽい感じがします。
そして、全然日本語喋りません、英語ですら話せない人も多く、ローカルな場所は
ジェスチャーで会話する機会も多々ありました。
もう1つ、親日と言われる理由は、トルコ人と日本人は元々同じような種族で、
別々に別れてしまったというのが、わりと親日の理由なのかなと思いました。
日本ではあまりそんな話聞いたことがありませんが、確かにトルコ人の友人も
そんなことを言っていました。トルコではまかり通っている通念かもしれません。
ですので、おお〜兄弟的な感じなのでしょうか。私的には、これが一番の理由かなと
思いました。
そして、3つめがトルコの建国の父として未だに慕われている、
ムスタファ・ケマル・アタテュルク
と呼ばれている人が、日本を見習うべきだと、親日であったことから、他の人々も
同じように習ったのではないのでしょうか?
この人の写真、イスタンブールの街で良く見ました、紙幣の顔にもなっています。
未だにこの人の影響が大きいのではないかと思いました。
いずれにせよ、トルコは親日かどうか?一週間滞在したぐらいではわかりませんが、
今までで一番日本語を話す人が多かった、数人は本当にうまく日本人のようで、
驚きました。
日本に興味があるのは間違いないなと、そして歴史的にも日本とは友好関係を
気づいていることからも、おそらくトルコは親日なのだろうな〜とは思います。
これまた、イスタンブールしか訪れたことがないので、トルコを語ることは憚られますが。