言葉と海外と自分との関係性を見つめてみる。
日本にいると、あまり海外の言葉、つまり日本語以外の言葉を使うことは
あまりないと思う。
最近になって、ようやく英語の必要性がより高まってきてはいると思う。
日本企業でも英語を会社の公用語として取り入れだした会社もあり、
益々増えている日本への旅行者の対応から、英語を話せる人材が求められたり
と、英語が話せることによる仕事へのチャンスもある。
英語が話せない人と英語が話せる人との給料での差も開きつつあるのではないか?
さて、そうなってくると英語を話したくなるし、今から心機一転語学頑張ろうと思う
だろう。
それはいいことだけれども、しばらく勉強をしていると、時間をかけて努力したのにも、関わらず成果がでてないことから、挫折する傾向があると思う。
ここで認識が大切なことは、語学を習得するのには時間がかかる。
この認識がないと、効果のなさからやる気をなくしてしまうと思う。
英語を使って海外で働きたいと思う人は多いと思う、もちろん自分だってそうだし、
今でもそう思っている。
海外で住んでみると、英語を話せるということはわりと当たり前であり、
英語ができないと、アレっと?なってしまう。
とりわけEU圏内はいくつもの国が陸で繋がっており、EUとして簡単に
他の国に行く機会がある地理的な要因。
また、幼少期から旅行や、学校内で別の国の人と知り合う機会がたくさんあり、
他言語に触れる機会がより多い。
その為、何か国語も話せる人はわりとたくさんいる。
日本では3ヶ国語話せる人、それ以上の言語となると明らかに少ないと思う。
おまけに、ヨーロッパ圏の言語はローマ帝国時代のラテン語が元になり、
そこから派生して言語というものが形成されており、
わりと似ているので、アジア人たちよりも短時間で言語を習得しやすいのである。
従って、何が言いたいかというと、自分の世界での立ち位置を知ることは必要だと思う。
その為にも、海外に一度は出ておくことは必須とも言えるし。
海外に行ってない人の、思想や見識というものは極めて限定的とも言えるのではないか
と思ってしまう。
そして、言語ができるだけでは海外では中々仕事は見つからないとも思う。
ではどうするか?
自分なりの専門性を有していると、海外で働く上で優位になると思う。
もしくは、日本人であるということが仕事で活かせるようなこと。
他国の人と採用で並んだ時に、自分ならではの強みがあれば、いいではないかと思う。
これは海外限らず、結局のところ自分の強みというものを認識、その強みを
どんどん伸ばしていくことが仕事においては大切なことなんだと言える。
そんな感じです。