20代の人生のモヤモヤを払拭してくれた本
人生において、本当の出会いによって大きく変わった
ことがあるのではないでしょうか?
私もあります。
私が20代の初めの頃、精神的にも、毎日が暗く、
今度苦しみしか続かないのではないだろうか。
そして人生においても、
どのような価値があるのか、あまり意味を見出せないような時期が
ありました。
そして、この人の教えによって、これまで漠然の人生に
ついて考えており、疑問に思っていたことが、とても明確になり、
それ以降の生き方の指針ともなりました。
中村天風氏の本を知って以来、この人の考え方に
本当に刮目しました。そしてこれまで切りに覆われていた
日常が、視界がクリアになり日々、楽しんで行こうと思える
ようにもなりました。
パリに住む際に、何冊か本も持って行きましたが、
この方の本も持ってきており、定期的に本を読んでいます。
基本的な考え方としては、
いついかなる時も積極的思考。例えば病や運命が悪くとも。
人生は、この世界をよくする為に生きているという考え方です。
そもそも、この人の経歴もめちゃくちゃです。
日露戦争時代、スパイ・暗殺者として働いており、その後
大病の冒されて、病気を治す為に世界の著名な人に会いに行ったものの、
思ったような成果が得られず、帰国する船で、マスターとも言われれる
人に会い、その後インドで修行を積み、天風哲学と呼ばれる
人生の指針となる思想、哲学を確立しました。
そして、昨日も改めて自分自身をより高めていきたい、
もっと向上させていきたいなと思い、本を手にして読んでいました。
学生時代、ひたすら本ばかり読んでおり、その中でも
私にとって特別な本でもあり、今でも大切な本であり続けています。