パリ・コミューンのイベントに参加
パリ13区でパリ・コミューンイベント
9月の下旬にパリの13区でパリコミューンのイベントがあったので参加した。
これまた学校の課題で写真を撮るために、参加したため、この課題がなければ参加することのなかった、幻のイベント。
そもそもパリ・コミューンとはなんなのだろうか?
かすかにその名を聞いたことがあったけれども、詳細なことは知らなかった。
しかし、Wikipediaを読んでみると、なかり面白い。パリも一度は社会主義として、政策が実行され、時代に先駆けた様々な取り組みを行っていたようだ。
このパリコミューンが長く続いていたのならば、今のフランスは社会主義国家として存在していたのかもしれない、しかし残念ながら2ヶ月で、パリコミューンは終焉してしまった。
イベント会場に行くと、赤い服を着ている人や赤い旗が掲げてあった。
赤い色は社会主義の印でもあり、このイベントは、その当時のパリコミューンを偲ぶ回のような印象を受けた。
イベント自体は、とても小さなものであったが、おそらくパリコミューンの当時の歌を歌う人を主に年配の人が多く参加して、歌を聞いていた。
このイベントが、久々の旧友との再会の場ともなっているようだった。
このおじさんはチェチェ思想が好きなようだ。
年配だけでなく、若い世代も参加していた。
一緒に写真を撮った中国人が、中国でも昔これに似たイベントがあったと言っていた。
日本にいると、社会主義と聞くと、ちょっとした危険思想のように聞こえるかもしれないが、理想としては人々は平等であり、アンチ資本主義の立場の思想である。20世紀では、社会主義により国を運営することができないことが証明された。
しかし、21世紀の現代の時代の流れ、インターネットの普及による情報のグローバル化、そして毎年のように中流層がどんどん増えて行く現代。もしかしたら、新たな新・社会主義となるものが誕生するのもおかしくはないのかなと思えたイベント。