中々入ることができないパリ市役所をぐるりと訪問
パリ市役所は華やかであり、仕事する場所ではない
9月が過ぎ去ってしまい、ここ最近ブログを更新することができず、日曜の夜ぽっかりと時間が空いたので、久々の更新をすることに。書く内容は半月ほど前の話。
9月16,17日はEUではPatrimoineの日だったので、せっかくパリに住んでいるから、いくつかの場所を訪れることにした。このPatrimoineの日というには、一言で言ってしまうと、普段訪れることができない場所、1部の場所に1年のうち、この2日間は訪れることができる機会。
今回がパリで過ごして3回目の機会。1回目は家近くの場所を少し訪れただけ、そして2回目もこれまた家の近くを訪れたのみ。それはそれで満足したのだけども、わざわざどうも人が多いところへ行くのは気がひけるし、それだけで疲れてしまう。とりわけこの期間でパリで一番の人気の訪れる場所は、エリゼ宮殿。そこはまずパス。
結局行った場所はパリ市役所(hotel de vill)。日本語訳だと市役所だけれども、機能的には東京都庁と同様。パリ市役所と東京都庁を比べると、あまりにも風情が違う。なんといっても、歴史を感じられ、こんな場所で仕事なんてできるのかと思うような場所。
こんな建物を見ると、パリはやはりおしゃれな街で、歴史も文化もある街だなと実感する。東京はかなりモダンな高層ビルとなっており、確かにあれはあれですごい。
結構、都庁というのは、街のイメージを表してるんじゃないかなと思う。パリは歴史があり、おしゃれな街のイメージがパリ市役所に反映されている。そして東京はモダンで都会な感じが都庁に反映されている。
ぐるっとパリ市役所を見学。
なかには、なぜか日本の浮世絵が飾られていました。
以前都知事だった舛添さんからの贈与品として飾られていました。あまり日本のニュースを見ないものの、小池知事が今月末にもパリに来るようで、しかも今は日本でも選挙活動が話題となっており、パリに来る時には大勢の報道陣が来そうな感じ。
それにしても、知らない人もいるかもしれないけれども、外添さんフランス語できるんです、個人的に都知事続けて欲しかった。
見学した場所は、建物の全体の一部で、当然普段働いている場所はもっと普通の部屋にパソコンがあり、そこで仕事をしているに違いない。それにしてもこれが行政の建物とはパリたる所以だ。まるでヴェルサイユ宮殿だ。
そしてこんなものも、2020年は東京でオリンピックが行われ、次の会場はパリ。
パリもオリンピックに向けて動き出しているよう。
ここには、図書館もあり、図書館はこんな感じに、とてもおしゃれになっているんです。
これが会議などを行う場所。普段ここで働いている人にとっては、当たり前の風景だと思うけれども、とても議会を行うような場所にはちょっと豪華すぎる感じがする。
これがパリ市長の部屋。最初見た時は、どうも統一感がなく、様々なものが置いているなーと思ったけれども、ほとんどのものはどこかと交流した時の物であり、やはり捨てることもできないから、ここに置いてあるんだなとしばらくしてわかった。
写真で見るパリはやっぱりいい。自分はこんな街パリが好きだ。