ポンペイの街を歩いていると、当時のローマ人も、今の自分たちと何も変わらないとわかる〜その16〜
ローマ時代にそのままタイムスリップしたかのような街、ポンペイ。
ポンペイの入り口から街へと入門。
家と家との敷居の壁が残っており、当時このポンペイには最大2万人が
住んでいたと言われており、立派な都市と言えるでしょう。
広場には、巨大な像がいくつもそびえており、当時のアートもしくは、宗教的な
建造物かと興味を抱かせられました。
しかし、説明文も読むと、最近のアートを置いてるらしい。。
実に紛らわしい。。
こちらの銅像たちも、現代アート。個人的には置かないでいいから、
当時のままの状態を見たいのに・・と思ってしまいます。
このように、箇所によっては、しっかりとした着色した壁画が残っていました。
歩いていると、なんだかこの廃墟の感じが、エジプトのルクソールを
旅した時と同様の感覚に。
なんだか似ている、街を歩くことで、当時の生活を少し疑似体験ができるような、
しかし目の前には、既に失われてしまった時が、同時に内在しているという
不思議な感覚・・
この写真は、どう考えても人の姿。
当時、突然の噴火から逃げ遅れてしまい、亡くなった人・・
本当に、綺麗な保存状態の劇場。
当時は、多くの人がここに集まり、劇を楽しんでいたのでしょう。
街の向こうにあるのが、ヴェスヴィオ山。
現在は、静かに佇んでいる。
ポンペイの街は、迷路のように建物があり、時間の関係上全部を見ることが
できませんでした。
しかし、来て良かったなと。そんな感想が自然と出て来ます。
本日のホテルは、ポンペイ近くのソレントに予約をしていたので、
街を出ることにしました。
車でソレントへと向かっていると、天気が悪くなり雨が降ってきました。
しかも、だんだんと風が強くなり、ホテルの部屋に入った時には、
台風がもう少しでやってくるなと思うような強風。
その日は、近場のイタリアンレストランで食事をし、就寝。