ナポリからローマの皇帝が愛してやまないカプリ島へと渡航・しかしながら・・〜その12〜
ナポリへ到着の翌日の朝。
ホテルからは海が見えており、その海の先にはいくつもの島が見えました。
ナポリの周りにはいくつもの山に囲まれており、出発時にはとても寒いなと
思っていたパリに比べて、ナポリはとても温暖で暖かい。
これがナポリ!なんだか気持ちも陽気になってきました、不思議と。
雄大で、おおらかで、落ち着く、そして11月にもかかわらず、暖かい。
海の向こうには、ローマ時代に大噴火をしたヴィスヴィオ山が現在はひっそりと
佇んでいました。
ホテルで朝食をとり、カプリ島へと向かうことにしました。
カプリ島。
カプリ島へは、ナポリのほか、アマルフィーやソレントからも船が
出ているようですが、ナポリからが一番本数が多く出ていると思います。
久々に船に乗るなーなんて呑気に考えていたのですが、
この船、乗ってみると思った以上に揺れが強く。。
この思った以上というのも、結構すごくて、カプリ島近くになると、
私は前の方に乗っていたのですが、後ろから何にもの人が、オエオエと
吐いていました。
船員の人が、親切?にも袋も持って、通路を歩き回っていましたが、
結構悲惨な状況でした。
普段は、酔うことなんてない私も、到着直前はもう少しで吐きそうに
なりました。
カプリに到着すると、先ほどの揺れが激しかった船の旅路の正反対の、
穏やかでのんびりとした、雰囲気が漂っていました。
カプリ島時代が、絶壁となっており、日本にはなかなかないような
島の形を呈していました。
さて、カプリ島といえば青の洞窟なのですが、
様々な諸事情により行けなくなってしまい、お腹も空いたので
昼食を食べようということで、ピザを食べることに。
そして、このピザが美味しい!
観光向けのレストラン街から少し外れた場所に、このレストランがありました。
青の洞窟が見れなかったので、カプリの海辺を散歩することに。
それにしても、本当に海の色は綺麗でした。
夏に比べると、日が沈むのも早く、日が沈むことが早く、しばらく滞在し、
ナポリへと戻ることに。
今度は、揺れがあまりないフェリーにのり、ゆっくりとナポリへと行きました。
ということで、もうナポリはいいかと、それよりアマルフィーへ行こうと、
車に再度乗ってアマルフィーへと向かいました。
美しい海、そして青の洞窟、また次の機会にこそ見ようと誓いました。