シャンパンを飲みにシャンパーニュ地方へ行き、実際にブドウ畑を見る、香る、触れる
シャンパンは高級な飲み物として日本でも知られています。
ただ、スパークリングワインと何が違うか知っていました?
私は最近まで知りませんでした。シャンパンの定義というものを。
シャンパンは、ざっくりというとフランスのシャンパーニュ地方の特産の
スパークリングワインのことを、シャンパンと言うんです。
9月末のフランスはあの暑くそして開放的なフランスの夏から
だんだんと秋へと変わり、少しづつ日が短くなり、朝や日が沈みだすと
なんだか肌寒く寒くなろうとしている時期となってまいりました。
そして、この時期がフランスのワイン畑のブドウの収穫の時期でもあります。
ということで、シャンパーニュ地方へ足を運び、どんなもんかと見てやろうと
訪れることにしました。
シャンパーニュ地方のランスにはランスの大聖堂が観光スポットとしては、
有名ですが今回はパスしました。
ランスには多数のシャンパンツアーがあります。
土日が休みだったり、昼の時間は空いていなかったりとするので、事前に
ネットで行きたい場所をチェックしておいたほうがベターです。
今回はパリから日帰りを計画していたので、蔵を3件回れたら十分だなと
思っていました。
パリから車で約2時間で、到着。
早速1件目のカーブに行くことにしました。
1件目はポメリーというシャンパンのカーブです。
ここは多くの観光客が来ているためか、なんだか一つのアトラクションのような外観でした。ツアー中は、地下で説明をされながら回るので、防寒着が必要だと思います。
フランス語の勉強も兼ねて、フランス語でのツアーに参加しました。
一通りシャンパンの製造工程の説明を受けた後に、お待ちかねの試飲が
待っておりました。
味は思いの外、さっぱりとしておりました。
そして、昼食をランスの何処とも言わない、お店で食事をし、午後からの
2件目のカーブへと足を運びました。
G.M.Mummという名前の有名なシャンパンの会社です。このシャンパンは
フランプリなどのお店に置いてあるので、よく目にすると思います。
ここでも1件目と同様の説明を受け、最後にお待ちかねの試飲をしました。
そして、このカーブの近くには、フランスでも有名な藤田嗣治の晩年の
作品が描かれている教会がすぐ近くにあるので、ここを訪れてみてください。
http://www.reims.fr/315/chapelle-foujita.htm
私は、以前に藤田嗣治の小説を読んでいたので、この教会結構気になっていました。
日本人の観光客も多く、ランスに訪れたならばお勧めの観光スポットとも言えます。
この後に、3件目に向かおうと思ったのですが、また同様の説明を
受けるのはちょっとお腹いっぱいになってしまったので、カーブは2件見て
終了としました。
それにしても、シャンパンの本場のカーブを見学するというのが、
フランス旅行の一つの醍醐味とも言えますね。