自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

3年浪人し、常識の枠の生き方からハズれたことで、見えてきたこと。

若いうちに辛い経験をした方が、後々いい経験になるという
ポジティブな考え方は悪くない。

 

近年の大学入試での浪人生は以前に比べて、どんどん減少傾向にあるようです。

その為、浪人生が今後珍しくなっていくのでしょうね。

 

 

そもそも浪人生って・・これって戦国時代の浪人から来てるのかね。
何気に使っている言葉だけれども、すごい昔の概念からきてるのね。

 

ましてや、2浪となるとますます減り、3浪となるともう、レア種ですよね。

 

私も実は3浪しました。これは結構恥ずかしく、そして3年も浪人したことは
その当時は、とてつもなく辛いことでした。

 

そもそも、毎年のように不合格のレッテルが貼られて日々を生きるわけです。
そして、次の試験に向けて勉強をするわけですが、試験というものは水物
でもあり、確実に受かるという保証もないわけなので、

 

精神的にも絶えず不安があるものです。そんな中20代前後であることから、
多感な時期でもあり、現役生や周りの同世代に劣等感を感じやすくなります。

 

その当時は、すべての景色が灰色でした。そして、同級生と電車であったりするのが
恥ずかしかったです。

 

私から見ると、サークルやバイトなど同世代が大学生活をエンジョイしていて、とてもカラフルに見えてしまいます。実際に大学に行くと、思ったのと違うな〜

というのも、入ってからわかりますが。

 

その当時は、大学に行って羨ましいという気持ちしかなかったです。

 

そして、世の中の楽しいイベントが、浪人生にとってはとても辛いものに
置き換わってしまいます。クリスマス、年越し、夏休み、、

 

そんな毎日を過ごして、もちろん今振り返れば、

 

 

いいことがある。

 

 

それは、1年浪人、2年浪人は世間でもまーある話ではあるものの、

3年浪人すると、完全に常識からはみ出し、
自然とはみ出しものとなってしまうのです。

 

当時の自分にとってはとても辛かったです。

 

なぜなら、これまでみんなと同じように生きて、小学校、中学校、高校と
とくに人生を決断することもなく、この道で行くのが自然だからという
感じで、歩んできました。

 

 

その歩んでいるうちに、常識に従って生きることが当たり前で、正しい
道のような価値観が無為意識のうちに染み付いていたんだなと。

 

常識的な生き方から、はみ出してみると、

常識というものにも懐疑的になり、そもそも自分は常識的な生き方から
はみ出したわけだから、もうその道は歩まなくていいやと達観します。

 

 

そして、常識というものは、結局は今現在の大多数の人のルールや
こうだと思う総意のようなものであって、決まったルールではないわけなんですよね。

 

そんなことに本来従う必要もないわけで、国が違うとこの常識も変わるし、
時代が変われば常識自体も変わるわけで、固定的なものでもないわけです。

 

 

常識に縛られた生き方は、なんと退屈で、そして、不自由な生き方でもあるんです。

 

 

そんなことを3年浪人して、常識の外に結果的に出たことから、自分は
自分の道を歩むんだと思えたことが、3年浪人の良かった点ですね。

 

 

ただ、基本的に浪人はしないほうがいいですよ。多感な時期は、
そんな毎日予備校に通ってないで、世界を旅し、様々な本を読み、新しい
ことに挑戦していったほうがよっぽどいいです。

 

大学なんて、最近はネットで受講もでき、働きながらでも大学は卒業できますし。

bbt.ac

 

ちなみに今、私は2度目の大学をこのBBT大学で学んでいます。

時代は変わっている、もし自分が今の高校3年生の自分に
アドバイスするとしたら、英語勉強し、海外の大学を目指せとカツしたいですね。

 

ともかく、常識に従った生き方なんて、あまり意味がなく、
結局は、いつも言っている通り、

 

自分がワクワクすることに従って、生きていけばいいんです。