読書をすることの有用性を感じた
最近モノを考えなくなったなーなんでだろうと考えていました。
どうも日常で何も考えてない、ボケーとしているような気がして、
何故だろうと思いました。
一番思い当たることは、本を読まなくなったこと。
以前は、時間があれば本ばかり読んでいました。
1日に何冊も読むこともあり、大学生のことは、授業中も
自分で本を持っていき、本ばかり読んでいました。
本ばかり読んでいればいいかというと、そうでもなく。
学生のあの頃の自分に言えることは、もっとアウトプットをすること、
ブログに本を読んだ時の感想、思ったこと、気づきなどを書く。
もしくはノートに読んだ後の浮かんで来たアイディアを書き留めるなど、
アウトプットをした方が、良いインプットになったのだろうなと思います。
当時は、インプットばかりでアウトプットが全然なされていなかった。
ひるがえって今は、本を読むということが全くなくなりました。
理由はいくつか挙げられますが、一番の理由は日本の書籍が入手が困難に
なったこと。
パリにも日本の本屋があるんですが、日本の定価の値段に比べて、
どれも2倍ぐらいの値段がしてしまい、本を買おうという気にならないんです。
読む本は、家にある以前読んだ本を読み返しているぐらいなんで、
よっぽと面白い、勉強になる本でない限り読むことはないです。
そんな感じなので、最近は本全く読みません。
ですが久しぶりに、本を読みました。
奥さんが本を断捨離しようとしてテーブルに置いてあった、
革命のファンファーレ。
以前に日本に戻った時に、日本で購入して一度電車の中で
読んだきりでしたが、面白そうなので昨日、読み返して見ました。
まだ途中ですが、改めて読むと今のマーケティングについて、
自身が書いた<えんとつ町のプベル>をもとに、いかにして絵本を
売っていったのかについて述べられていました。
結構、これ今の私にタイムリーで、いかに写真家として生きていくかという、
ことに関係しており勉強になりました。
写真においても、今では1枚の写真に対する価値は、以前に比べ
圧倒的に価値が下がっており、写真の無料化の流れも近いのかもしれません。
ただ、無料にするから稼げないのではなく、無料にすることで知ってもらい、
そこから別の形でお金を得るようにしていくというのが、何か
新たな写真家のスタイルになるのかなと思いました。
人は時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって確認作業。
と述べていたことは、確かになるほどと思いました。
ネットやTVなど情報を得たものを、実際に自分自身で体験したいから
お金を払う。
<お金>とは信用を数値化したものだ。
とずばりお金について断言しており、お金の本質について考えさせらレます。
具体的な案はまだ、ないですが。写真家として働くスタイルも、
20世紀型の働き方では、やはり通用しなくなっているので、写真家の
21世紀に合った働き方を模索していこうと思います。
そして、本を読んで改めて思ったことは、本を読むことでアイディアが
湧いたり、新たな行動をするきっかけになる。
本を読むことで得られるリターンは多いなと感じました。
そして、単純に本を読むことは面白い。