5月5日のマクロン反対運動
5月1日のメーイデーのデモが、大きくフランスで話題になった後の、
次に大きなデモになったのが5月5日のフランス大統領の
マクロン反対運動がありました。
このプロテストも、またブラックブロックによる暴動が起こるのだろうかと、
前回のデモから想像していました。
しかし、今回はプロテストに参加する道の途中に、警察の検問があり、
そこで検査が設けられており、簡単にはブラックブロックがデモに参加できないように
なっていました。
そのため、デモ自体は平和に行われ、オペラを出発点とし、バスティーユまでの
間を多数の参加者が、マクロン政権に反対を示す為に参加していました。
唯一、ブラックブロックの活動があったのが、最後の集合地点のバスティーユで、
一人の人物が車を壊し、催涙ガスを投げたことで、警察が介入して、一時期
騒然としたぐらいで、前回に比べれると本当に平和的でした。
それにしても、この警察の介入に対して、多くのヤジが起こり、警察が
嫌われているようでした。
しかし、私から見ると、危険を防ぐ為に警察が介入したことに対して、
仕事を果たしており、なぜそこまで嫌われるのかまったくわかりませんでした。
単に、自分が外人であり、フランス事情をよくわかっていないのか?
それともその出来事が起こったあたりには、ブラックブッロクと思われる人が、
多くいたので、一部の人の声だったのだろうか。
現時点では、謎です。しかし2018年の5月はフランスにとって大きな意味合いのある
時期でもあります。なぜかというと、ちょうど50年前の5月にフランスで大規模なデモが起こり、大きな社会問題となってからちょうど50年と節目だからです。
50年前は、日本でも学生運動が最も盛んな時期でもあり、フランスも同様に
学生運動が活発であり、社会に影響を与えた時代でもありました。
今後のデモは、どのような形式で行われるか気になるところです、
本日も大きなデモがあるので実際に、この目で確かめてみます。