自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

難民問題:パリで実際に多数の難民テントを見て思ったこと

難民問題。

 

日本にいると、遠い国の出来事のように聞こえて来ることだと思います。

テレビやSNSで見て、こんなこと起こってるんだーて感じだと思います、

自分が日本にいたら確実にそんな感じです。自分には関係ないから、いいや的な。

 

パリに住んでいると、この難民問題、切実な問題でもあります。

日曜日、約3ヶ月ぶりに室内のバスケを友達とすることになりました。

場所はパリの北のほうの建物で、以前は毎週のように通っていた場所でもあり、
この建物の行く道の途中に、運河があるんです。

 

以前は、ここを通ると、ポツポツとテントが橋の下や、ちょっとした茂みに
あり、こういった所で難民がいるんだな。パリにも難民が住んでいるんだなと、

思っていました。

 

しかし、久々にこの道を歩いてみると、運河の所々に全ての橋の下に、

びっしりとテントが並んでいました。

 

普通に難民の人たちが、集まって話をしたり、川岸を歩いていたりと、

かなり私は衝撃を受けました。

 

たった数ヶ月で、難民の数が異様に増えている。

 

それにして、シリア難民のような人は、現在国内に住むことが困難であり
仕方なく難民しているのはわかるんです。

シリア人は、いわゆる黒人ではなくアラブ系トルコ人やいわゆる白人とてきな
人がメインだと思いますが、この運河にいる難民を見た限り、

アフリカ系の人が大勢いました。

 

 

私が思うに、本当の難民ではなく、経済的な理由から国を離れてパリに
来た人たちも大勢いるんじゃないかと思いました。

 

メトロに乗ると、何人もの人がお金を恵んでくると、電車内を歩き、
パリの街を歩けば道の角に恵んでくれと求めている人。

 

 

そして、この問題はフランスだけの問題でもなく、世界的な問題、経済の
問題だと思います。経済による、国の格差。

 

そして、偏った食料の配分。世界にうまく食料を配れば、みんなに行き渡る食料も、毎日のようにたくさんの食料が捨てられているのも現実。

 

本当は解決問題が、解決できていない。

僕らが本気を出せば、問題は本来なら解決できるのだろう。

 

私が思うに、これからはもっと国がどうとかではなく、もっと広く、高い意識を
みんなが持って、みんなで地球の出来事を解決しようと思えるような、

そんな風につながることができたら、もしくは意識が高まっていけば、

こういった問題も解決できるに違いない。

 

そんなことを、実際に大勢の難民テントを見て思ったことです。

もし、興味があれば、パリに来た際こういった場所に訪れるのもいいかもしれません。

 

時間があれば、私が案内します。