自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心にパリの出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

パリのホームレスのおじさん

ここ最近の話。写真とは全く関係ないものの、書いてみました。

 

出会いは、あまり覚えていないものの、雨が降っており、スーパーに

買い物に行く必要があったので、スーパーに向かって歩いている時に、そのおじさんと

話しました。

 

そのおじさんは、雨の中雨にさらされている状態で、いわゆるホームレスなのですが、

ひょんなことから話しかけました。

 

いまとなっては、なぜ話しかけたのか、なんと言ったのか覚えてないのですが、

その時お酒飲んでたので。

 

少し何か話して、その後スーパーで買い物をし、その帰りにおじさんが寝ている場所

が帰り道でもあったので、さっき買ったポテチと1ユーロ渡しました。

 

そしたら、おじさんはありがとうと。

 

パリには本当に無数のホームレスがいます。日本のコンビ二にように、

少し歩くと、ホームレスにで会い、また歩くとまた別のホームレスが。

 

パリにはざっくりと分けて2タイプのホームレスがいます。

パリに来た当初は、その2タイプの違いがわかりませんでしたが、

今ではすぐにわかります。

 

1つ目のタイプは、偽ホームレス

おそらく東欧系の組織ぐるみでやっているのか、フランス語ではない言語

話します。見た目も東欧系なので、結構慣れてくるとわかります。

 

いつも決まった位置にポジショニングして、ある時は家族連れで子供も一緒に、

ただ座っています。

 

この人たちは、夜遅くになると、電車でどこかへと帰るか、もしくは

車に乗ってどこかへと向かいます。おそらく家的なものがあるのでしょう。

最初は衝撃を受けました、フェイクじゃんと。

 

欧米の人たちは、寄付の文化があるので、それを収入として、ある意味

ホームレスが仕事としてやっている人。

 

もう一つのタイプは、本当のホームレスで、家がない人です。

 

私が話しかけた人は、後者の本当に家がない人です。

 

そのおじさん、なんとも言えない愛嬌があるというのか、なんだか

どうにかしてあげたいなと思わせる人柄があるんです。

 

翌日には、何か持って行こうと、作ったゆで卵と水、そして妻が購入した

ドーナッツを渡しに行ったものの、おじさんは寝ていたので、

水だけを渡しました。

 

 

そして、また翌日、おじさんがいる道を通ったのですが、

そのおじさんは優雅にコーヒーを飲んでいました笑

 

この時のシーンが今でも、印象に残っており忘れることができません。

 

 

そこで、また話しいろいろ聞いてみることに。

 

どうやらイランからはるばる来たようで、

昔は軍人だったようです。その後、どのようなことがあったのかわかりませんが、

政治的な背景から、職を失ったのでしょうか、その辺は全然わかりませんが。

 

聞くと、年齢は54歳だそうで、フランスはいい国だと。

警察も親切で、イランでは路上で寝ていたら警察に蹴飛ばされたこともあるとのこと。

 

ホームレス用のシャワールームや床屋、そして生活必需品などサービス

してくれる場所があるらしく、その場所を警察の人がわざわざ教えてくれたそうです。

私もそのような場所があるとは知りませんでした。

 

何か必要なものはないかと聞くと、

おじさんは、もう十分だよ、こんなにも食料をもっているからと。

 

おじさんの隣にある袋に、果物やパン、飲料水がたしかに豊富にありました。

それにしても、なんだか謙虚な反応に、私はなんだか驚きましたが、

そのおじさんにより一層の親しみを感じました。

 

 

また、次の機会に話をしたり、何か持って行こうと思い、別の日に行ったものの、

もうそこにはおじさんはいませんでした。

 

今頃どうしているのだろうか、おじさん。

 

気になるものの、たくましく、そして穏やかに過ごしているのだろう、どこかで。