自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

「神秘的」なイアの夕日を眺めてみて

サントリーニ島から船で渡った島

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サントリーニ島から船で降り立った島の海は、まさにこれまでで一番透明度が高い島と言っても良い、それほど綺麗な海であった。

そもそもこの島に住んでいる人は、目視した限り100人ほどではないだろうか、そして大抵は、観光客向けに生計を立てていると思われる。従って、工場から排出される有害部室もなく、車から排出される窒素化合物もなく、人間が排出するものなんて、この島にある自然によって賄いきれるほどの、自然力があるのかわからないが、ともかく海が綺麗である。

 ツアー前半の内容

jpbon.hatenablog.com

 

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レストランが5件ほどあり、船から降り立った観光客が食事をする、この島は、もしからしたら昼食を食べるための島として成り立っている節がある。

 

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ここで食べた昼食、この島で取れた魚を使って新鮮な食材を中心とした料理かと思いきや、なんというか、いわゆる観光客向けの料理であり、味はまあまあであり、おまけにこんな島なのに、昼食の値段は首都のアテネよりも高いという、観光客の島であった。

 

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 不可もなく可もない様な昼食を食べた後に、軽く泳いだ。

それにしても船近くの海を眺めてみると、恐ろしいほどに小魚がいた。

 

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何千匹もの魚がここで止まっていた、日本のように魚を捕食するプレデター(釣りする人)がいないのか、人間に全く警戒心がないのだろうか?これはなんの現象だろうか?

 

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あまりの多さに、呆気に取られ、ポカンとしてしまったが、これが本来の自然形態なのかもしれない。

 

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本当はもっとこの島に滞在していたかったものの、出航する時間が来てしまったので、旅立つことに。この島は、なぜかまた来たいと思わせる、何かがある。

 

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船から見たサントリーニ島イアの風景地震大国日本では恐ろしく、このような街並みは不可能と思われる。しかし、この島も以前は高度な文化を有する島として栄えていたが、何回もの火山に見舞われて、島に大きなダメージを与えたようであり、今の美しい街並みは、戦後の火山以降に、街を作り直したことでこのような美しい街並みへと変貌したようで。

 

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イアの街へ登るため、今回は①のロバに乗ることにした。

それにしてもこのロバ、結構なアトラクションであり、こんな素晴らしい絶景、裏を返すとこの危険な場所を、ロバに揺られながら登って行くのは、結構スリリングなものであり、おまけにちょこちょこ、足が壁にかすったりと、結構怖かった。

最後にチップせびられるかと思ったら、特にそんな様子もなく、それじゃとばかりに立ち去って、1人5ユーロの安さだった。

 

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こちらが、登った後のイアの街並み。確かにいい眺めであり、私はこれを見にわざわざ来たと言っても過言ではなかった。肉眼でこの景色を見ても、やはり美しかった。概ね写真では素晴らしい景色となるけれども、選ばれた写真は、選りすぐりのもの、ベストなコンディション、おまけに加工修正されており、肉眼全くもって異なるものに仕上がったりしてしまい、旅行本などの写真は疑って見たほうがいいと思う。が、イオの街並みはとても良かった。

 

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 ギリシャの国旗は白色と青色のに色が使われており、この島も街並みが白色であり、海の青、空の青さと相まって、青と白色の組み合わせで、実に統一感を感じさせる。

それだけではなく、この火山のよって島が沈没した部分、隆起した部分となりたっており、この特殊な条件で形成された地形が、ダイナミックなのである。

 

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時間が経過することによって、街の色が徐々にオレンジ色へと変化していく。

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多くの観光客がイアの夕日を見るために訪れ、夕日が見える場所は、ディズニーランドのパレードを見に来た人たちのように、道を埋め尽くすのである。

 

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夕日が沈み、完全に太陽が見えなくなると、なぜか自然とみなで拍手をする。この夕日、世界中どこでも夕日なんて見ることができ、どこでも一緒といえば一緒ではあるが、やはりイアの夕日は美しい、そして神秘的である。

 

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夕日が沈み、街全体が暗くなると、これまで夕日を見ていた人は、一同解散し、夕食へと向かう。

 

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結論

イアの夕日は素晴らしい、訪れるべき。

 

 

今週のお題はてなブログ フォトコンテスト 2017夏