自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

サントリーニ島にある温泉へとダイブ

サントリーニ島からのツアーに参加

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 サントリーニ島2日目、本来この島に何をするか具体的に決めていたわけではなく、漠然のあのサントリーニ島の街並みの景色を見たいが為に来ていたので、特に予定は空白だったのだが(たぶんこれがヨーロッパスタイル)、街にある旅行やさんにサントリーニのツアーがあったので、それに申し込むことにした。

 

 

ツアーは1日コースであり、サントリーニ島の島の中心にある島へ船で訪れ、島を散策。その後、温泉へ行き入浴、昼には更に西側にある島で昼食をとり、最後に夕方にサントリーニ島夕日が見れる場所(街の中心のフィレは正面に島があり、夕日とかぶってしまい、いまいち見えないのである)へ船で行くというプランがあったので、これに申し込むことにした。

 

やはり日本人の血が騒ぐのか、温泉にぐっと来た。それにしても温泉は、やはり日本が一番だなーと思う、とりわけ露天風呂、最高ーである。これまでユーロッパの幾つかの温泉に行ったが、微温湯であったり、限りなくプールであったり、水が汚かったりと、日本の温泉に比べると、どこも張り合えないレベルなのだ。

 

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さて、翌日、つまりはサントリーニ島2日目。船の集合場所である、船着場へと向かうことにした。それにしても、実に海は綺麗であり、何度もいうが街のカラーの白色と良く合う。

 

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坂を下るの選択肢として、3つある。①ロバに乗り乗馬②ロープウェイ③徒歩で20分かけて降りる。これらがあったので、③を選んで下った。①は一番惹かれたのだけれども、どうもこの手のやつは、チップを要求されたり色々と面倒だと思い、遠慮した。あのチップという習慣が、私には未だに身につかない。

 

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それにしても、街自体が丘の天辺にあるので、坂を下りた。横の景色を見るとこんな感じなのである。

 

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これが①の輸送手段。歩いていると通り過ぎていく・・

 

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これが船着場

 

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ロバ達が船着場近辺で休憩中

 

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20分ほどの下り坂を徒歩で降りて、船着場に到着。結構な坂を下ったせいか、足にがクラクラくる。

 

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いざ、乗船。同じツアーに大体200人弱。日本人はほとんどおらず、1組いるなーと思ったら、後々分かったが、中国人だった。(つまり日本人はいなかった)最近はもう日本、中国、韓国人の見分けが実にわかりづらい。

 

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船から見るサントリーニ島の景色

 

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火山島に到着、ここで以前噴火が起きたところで、今は人が住んでおらず無人島なのである。

 

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島に上陸し、他の観光客と同様に島の中心地へと向かった。

 

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火山によってできた島なので、土の質が、火山岩でできており、色も島全体が薄黒く、ゴツゴツした岩がそこらじゅうにある。

 

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島の頂上と思われる場所へ行き、景色を眺めると更に向こうに、小島が幾つかあった。

火山でできた島というのは、植物が育たないのか?木が一本も生えておらず、不毛の土地であり、なんとなく不気味。

 

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 一度ぐるっと島を一周し、船へと戻る。そして、次の温泉へと向かった。

この温泉、てっきり島の中のどこかにあるかと思ったら、別の島の一部の海沿いが、火山熱によって温められており、厳密に言うと温泉というか、海なのである。

 

しかも、そこへ行くには、船から直接飛び降りて、20メートルほど泳いだ岸あたりに①するという、なんともダイナミックな温泉(?)だったのである。

船の近くにいたフランス人の家族達はノリノリで、水着姿になりスタンバッており、他の人も服を脱ぎ始め準備しだしたりと、みな結構やる気なのであった。

 

私は最初、正直この企画に驚いた。が、やはり彼らに続いて船から飛び降りて、温泉地へと向かった。船からジャンプした瞬間、ザブンと飛び込んだので、ちょっと体が痛かったが、どうにか温泉地へと到着。

 

それにしても、夏の地中海の海といえども、寒い。思った以上に寒い。早く、暖かい温泉の元へ入って温まりたいと、奥へ行くものの、確かに行けば行くほど暖かいのであるが、マックス温度が、ちょっとぬるい程の水温なのである。

 

全くもって温泉ではなく、温水プールとしての水温であった。

流石に、泳いでいるときに写真は撮れなかったので、載せることはできないものの、後から振り返っても、その日一番の体験と言える出来事だった。