奇跡の水。フランスのルルドの泉へ寄ってみて、飲んでみた。その後陶磁器の有名なリモージュへ
スペインのサンセバスチャンから、フランスの南部のルルドへ帰宅
途中に寄り道をすることにしました。
このルルドの街にはパワースポットで有名な、ルルドの泉があります。
このルルドの泉を見るべく、立ち寄ることにしました。
このルルドの泉は、奇跡の水とも呼ばれており、これまでに治らないと
言われていた病を、この水を飲むことにより治したこともあり、
多くのカトリック巡礼者、病の人がこの、ルルドの村に立ち寄ります。
ルルドの泉へ向かう途中のお土産屋には、ルルドの水を汲むための
容器が売っており、ルルドの水を汲みに行った人の中には、大きな
容器を何本も抱えている人もいました。
私は、飲み終わったペットボトルの容器を取っておいたので、この
容器を持って行きました。もし、行かれる方は水を入れる容器は
準備しておいたほうが良いです。
水を洞窟で汲むのかと思いきや、多数の蛇口があり、
そこで多くの人が水を汲んでいました。
街自体は、人口3000人も住んでおらず、小さな街となっています。
確実に街の住人よりも、観光客が多い場所です。
奇跡の水も飲んだことだし、パリへと向かうことに。
フランスは国土が結構大きく、パリまでの道のりは8時間以上かかってしまい、
本日はルルドとパリの間に位置する都市リモージュで宿泊することにしました。
リモージュに到着すると、空もすっかり暗くなっており、まずは夜ご飯を
食べることに。それにしても、フランス国内の街での宿泊となり、
異国でもないことから、もうなんだろーこれと思うようなものもなく、
少し物足りなさも感じました。ネットが使え、フランス語も通じ、
快適ではあるものの、刺激がなくなってしまいました。
旅は、快適さがないほうが刺激的であり、アドベンチャーを
感じられて面白いのかもしれません。
翌日、リモネージュを観光することに。
リモネージュは、フランスの陶磁器として有名な街です。
パリのレストランでも多くのリモージュ産の陶磁器が使用されている
ようです。
フランスは、地方に行くほうが美味しい料理を食べれるといいますが、
リモネージュの料理も美味しかったです。そして、人も地方のためか、
親切です。この感覚は、東京都地方で人の温かさが違うのと同じですね。
昼食を終えて、後はパリの自宅に帰るだけ。
これまでのスペイン、ポルトガルの街の景色、人、食べ物、この旅行中に
あったことを、ぼんやりと思い出しながらパリへと向かいました。
旅をする前と、旅をした後では自分の体験した経験値が大きく異なります。
これまでなんとなく知っていた国も、実際に旅をして訪れる、自分の目で
見てみることで、これまで思い描いていた国と実際の国の違いも
わかります。
なんにせよ、旅はいいものだ。