自ずと道はbonheur〜♪

写真を中心とした出来事、旅、備忘録を含めた写真家ブログ

忙しければいいってもんじゃない、仕事は。他国から学ぶ日本の仕事観。

 

自分がワクワクすることはなんだろう?
と考えること自体は、悪いことではないと思います。

 

 

多くの人は、自分が何にワクワクするかということ自体あまり考えることも
なく、日々忙しく過ごしている、もしくはやらなくてはならないと
思い込んだ作業に忙しいんじゃないかと思います。

 

 

仕事が忙しいということは、仕事をやっているんだと日本人は
思いがちな気がして、どうも仕事が忙しくないことに罪悪感のような
ものを感じてしまっているのではないでしょうか?

 

だから、日本人は仕事に忙殺される毎日であり、日々仕事に
忙殺されるのが当たり前、正しい価値観だと思っている気がします。

 

なぜ、日本の一人当たりの生産性が、先進国の中でそれほどまでに
低いのか、常々疑問に思っていました。

 

逆に、フランスで生活していると、フランス人は長時間労働することは、
全くなく、しかもしょっちゅう、タバコの休憩を取り、しまいには
バカンスで数週間休むのが当たり前となった働き方をしているものの、

国としての存在感を未だに示しており、経済も決して悪いとは言えません。

 

 

僕がフランスに来て思ったことは、なぜ経済が成り立っているのか、
そのことが疑問に思いました。

 

また、今頻繁にフランスの各地でデモが行われているのも、
週35時間労働がこれまで法律で定められており、その法律をより長時間
働けるようにする法改正に対してく、多くのフランス人が反対の為、
大規模のデモを繰り広げています。

 

 

しかし、35時間労働。平日5日で割ってみると、1日7時間労働なわけです。

日本では7時間労働なんて、あるんですかね?

 

基本は8時間労働が前提条件で、未だに多くの職場で残業が蔓延しているとも
言える条件と比べると、なんて緩いんだと思ってしまいます。

 

 

しかし、フランス人は35時間労働が当たり前なんです。

しかも、それにバカンスもあるわけですよ。

 

 

このような国をみていると、日本ももっと効率的に、実際には労働時間を
短縮できるし、より短い時間で成果を出すことはできるはず。

 

何よりも、朝の通勤時間の多くの人の表情は死んでいる。

 

この状況を変えることが、最も効果があり、かつ生産性が上がるわけです。

 

 

仕事とは耐えて、嫌でも仕事だからやるもんだという、仕事観を変えましょう。
そして、その足がかりとして、ワクワクすることを行動に移してください。