5月13日のマクロン政権反対デモ
5月13日、午後2時からパリのリパブリック広場からマクロン政権反対の
デモが行われました。
様々な団体が参加しており、マクロン政権の反対のために、多数の参加者が
いました。
やはり気になるのが、大きなデモになる時にブラックブロックが参加してくるのでは
ないかというのが5月1日のメーデーデモで多数のブラックブロックによる活動で
デモ自体が警察の介入により、なくなったことがあったので、
デモの懸念事項と言えます。
デモ開始時に、デモの先頭で、10人ぐらいの独特な雰囲気を出している人がいました。
この写真の人たちですが、デモの参加者ではないなと雰囲気から察することができました。
よく見ると、集団の真ん中の人が、どこかとメッセージのやりとりができるような
ヘッドセットをしており、おそらく私服警官の人たちだろうと思いました。
実際に、みな体格も良く、周りを注意深く観察していました。
ブラックブロック参加しないように、デモを終始を見張っていました。
警察もブラックブロックの対策を本格的に行っているようで、今回のデモでは
ブラックブロックが現れことはありませんでした。
なので、デモ終始平和的に行われ、これこそがデモとしてあるべき姿だなと、
思えるようなデモでした。
マクロン反対のデモ参加前に、ネットフリクスで
エマニュエル・マクロンの軌跡 | Netflix (ネットフリックス)
を見たんですけど、よくできているドキュメンタリー番組で、
私はマクロンが結構好きになりました。
単純に面白いの、見てみる価値があります。
政治は個人の立場により、意見は異なり、みなが納得する政治というのは、
かなり理想論な気がします。
日本でも、最近安倍政権にどんどんほころびが出てきており、それそろ
政権も変わるのかと思っています。
フランス人のようなバイタリティーがあれば、大規模なデモが続いて、
安倍政権も持たないのだろうなと、日本とフランスの国民性の違いを
感じています。
大麻合法化デモに参加 in Paris
日本では、大麻を吸うなんてとんでもない、犯罪者のように扱われます。
しかし、ここ最近世界中で大麻が徐々に解禁されつつあり、
今後この流れは止まることはないと思います。
本日、5月12日パリでも大麻合法化に向けて、パレードが行われました。
そもそも、フランスでは大麻を吸うことは合法ではありませんが、
わりとそこらじゅうで吸っています。
警察もあまり注意することなく、合法ではないけれども、なんというか犯罪ではない
という感じなんです。
なので、日本では芸能人が大麻を吸ったということで、大きく取り上げられますが、
ここフランスではこんな感じです。
そして、バスティーユを出発点として、大麻合法化のパレードが行われました。
そして、多くの人がタバコなのか大麻なのか、どちらかを吸いながら参加していました。
バスの二階にいる人たちが、日本でいう餅つきのように、景品や大麻と思われる
袋をばらまいていました。そして、周りもかなり熱狂的に、我こそはと大麻袋を
ゲットしようとしている光景もありました。
餅つきで、お金が投げられた時の、人々の熱狂と同様な感じです。
バスティーユからリパブリック広場まで、音楽をかけながら、
みなわいわい楽しいパレードとなりました。
今回は、警察も少なく、ブラックブロックが出現することもなく、安全な
パレードとなり安心でした。
個人的には、日本でも大麻合法化に賛成です。
医療においても大麻を使った医療は優秀でもあり、紙の代わりとして代替かのであり、
実際は、タバコに比べても、有害性が少ない大麻。
なぜ、禁止になっているのか個人的に疑問です。以前は日本でも大麻は
使用されていた歴史もあるにもかかわらず。
そんなパレードの1日でした。
5月12日パリ・オペラでの事件現場
先ほど、家でツイッターを見ていると、パリのオペラ界隈で
殺傷事件が起きたとの情報が入って行きました。
オペラは家から徒歩で行ける距離でもあり、家にいる間、
なんだかパトカーの音がよく聞こえて、何かあるのかなーぐらいに
考えていましたが、まさか家の近くで事件があったとは。
慌てて外へ出る準備をし、急いで現場へと向かいました。
来た時には、少し遅く、フランス警察が既に現場付近にテープを
張っており、許可書を持ったマスコミ以外は入場することができませんでした。
事件が起こってから、まだそこまで時間がかかっていなかったこともあり、
現場付近から最大限近づける距離から写真を撮りました。
音楽バンドの写真を撮るという課題
学校の課題で音楽バンドの写真を撮る課題が出されました。
ライブ中の活動写真ではなく、ポーズをセッティングし、
写真を撮る、しかも室内ではなく、外で撮るという課題。
これを聞いたときに、さすがに無理だなと思いました。
新たに何かを始めるときに、必ずやってくる観念、自分にはできない、
やったことはない、怖い。
そういった感情が生まれたときは、新たな自分へと進化する機会であり、
チャンスでもあるわけですが、客観的に見ると。
それにしても、そもそも音楽グループなんてまず知らないし、フランス語で数人を
同時にポージングをセッティングするなど、できるのか?
全く自信がありませんでした。
その課題を出されてから、街で路上バンドをしているバンドがいないか、
探したものの1ヶ月前のパリは冬のような寒さで、路上の音楽バンドは皆無でした。
学校の帰り道など、探したものの見つからず、時間だけが過ぎてしまい、
さすがに今回の課題は、自分にはできないかもなと、諦めていました。
クラスメートで1人だけ音楽バンドとコラボした人がおり、発表していたので、
自分もどうにかやろうと、現代のコミュニケーションツールでもあり、
Facebookから何組ものバンドに、無差別にメッセージを送りました。
合計して30通ほどメッセージを送り、数通返信が返ってきました。
その中でも、2通は自分の提案に承諾してもらい、1組は具体的な日程まで
確約することができました。
このグループからの提案で、観光地で観光客に混じりながら、自分たちが
おかしなポーズをした写真が欲しいということで、観光地で撮影を実行しました。
撮影中は、なんだか全く余裕がなく、深く考えることもできなかったのですが、
終わってみると、どうにか撮れたかなという感じでした。
いずれにせよ、課題をクリアすることができ、この難解な課題は
クラスの中でも、私を含め二人だけが成功することができました。
写真家は、写真を撮るだけではなく、コンタクトすることも、
大切な要素の一つだと、この課題を通じて学びました。
写真論 version 2.1
写真とは、不思議なもので、未だに白黒写真が評価される。
普通ならば、技術が進化すれば以前の科学技術はオールドになり、
人は新たな技術を導入するのが世の流れとも言えるはずなのに。
例えば、今のテレビ、映画では白黒で見ようなんて誰も思はない、
けれども写真となると、白黒写真にすることで、ナントも言えない
味わい深さが生まれてくる感じがして、実に不思議です。
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